あらすじ
【高カタルシス・ざまぁ・ハッピーエンド確約】
「奇跡の聖水? いいえ、それはただの『依存性薬物』ですわ」
隣国との平和条約調印式の最中、第一王子から婚約破棄と処刑を突きつけられた侯爵令嬢クレア。
王子の隣には、勝ち誇った笑みを浮かべる「聖女」セルマの姿があった。
普通の令嬢なら絶望する状況。
――けれど、クレアの中身は**「前世・天才詐欺師」**だった。
王子の震える手。異常な発汗。
聖女が使う『奇跡の聖水』の正体が、ただの麻薬であると一瞬で見抜いた彼女は、泣き寝入りなどしなかった。
その場で帝国の冷徹宰相ジェイド・ヴェルンと接触し、とんでもない取引を持ちかける。
「私を助けなさい。対価として――この国を貴方に差し上げますわ」
これは、嘘と演技(ハッタリ)を武器にする悪役令嬢が、冷徹な宰相と共犯関係を結び、国を傾ける聖女と愚かな王子を「化学と論理」で完全論破し、華麗なる逆転劇を決める物語。
※全4幕構成の長編短編です。
※読後感スッキリ。最後は宰相と「覇道」を行く、大人の溺愛ハッピーエンドです。