あらすじ
〈一人の天才と四人の兵器が己の幻想を叶えるために戦う話〉
三年、休戦していた国々が動き出す。
ー我が名の元に全てを焼き尽くすほど業火よー
ー我が名の元に天を切り裂く大いなる疾風よー
ー我が名の元に全てを食い尽くす激流よー
ー我が名の元に全てを自然に返す大いなる大樹よー
ーー顕現せよーー
たった四人が詠唱をしただけだ。
たったの四人が、だ。
それぞれが繰り出した魔術に抗おうとするがそれも叶わず、目の前の軍は壊滅。
生きているのは詠唱をした四人だけ。
それぞれの兵器たちは自分の意志に、呼応した精霊たちに感謝を告げ国へと帰る。
兵器が居なくなった赤く染った地に一人の少女が現れる。
その少女は、手を一振する。
途端に、目の前の赤く染った大地は浄化されていった。
光の神聖魔術だ。
こんな地に一人で来るとは一体どんな人物なのか、兵器とは何なのか、それぞれが抱いている幻想を叶えるために今、少女は歩み出そうとしている。