あらすじ
陰キャぼっち高校生ゲーマーの俺、与志原 真平太(よしはら しんぺいた)は、最凶の魔眼と最強の聖眼を持ちながらその価値に気づかず死ぬ怠惰で愚かな噛ませ犬の悪役貴族、ベルベッチア・ラーグに転生してしまう。
そこはまさに俺が好きでやり込みまくっていたリアルなゲーム世界!
原作ゲームである超大作恋愛冒険RPG『サーザント英雄伝』をプレイして俺が蓄えた原作知識では、このベルベッチア・ラーグは唯一心を許していた赤髪の女家庭教師に闇落ちさせられ、殺人狂となり、いずれはどのシナリオでも必ず5人いる主人公の誰かに断罪されて殺されてしまう運命の哀れな男のはずなのだが・・・・・・実はこの物語(ゲームの完全クリア)の鍵を握る超重要な隠れ主人公だった?
それならもう本気出して、隠れ主人公として悪役らしく暗躍し、どの主人公より強くなって全ての破滅フラグをバッキバキに叩き折るしかないでしょ?
努力! 努力! また努力! 成り上がり! 無双! 世界最強! ってな感じで?
そう決意したの俺のヤンデレ好きの嗜好が転生者特典として反映され、目覚めたのは原作にはないとんでもチートスキル――感情の炉心 《エモーショナル・リアクター》。
純粋で無垢な女性(男性にも使用可能)の心を曇らせ、絶望と屈辱を植え付けていくほど高濃度の負の感情が生まれ、それが最終的に、ヤンデレと呼ぶにふさわしい極端な執着と愛憎へと変質した時、最高効率のエネルギーへと変換される。
吸収した感情は新たな魔法やアイテムを生み出し、さらにはその相手に“貸与”して強化することも可能。
新米メイドのリーザはたった一度の植え付けで簡単に曇り、忠実なヤンデレへと変貌した。
しかし、リーザのヤンデレ具合は俺の想像を遥かに越えており・・・・・・他にもボンキュッボンの魅惑的な赤髪の女家庭教師や妹にもこのチートスキルを使うが、さらにとんでもないことに!?
果たして、俺は魔眼と聖眼の能力と、原作にはないヤンデレ育成チートスキル、感情の炉心 《エモーショナル・リアクター》を生かして、破滅フラグをすべて回避して、ゲーム本編の舞台であるサーザント英雄学園でにっくき主人公たちを蹴散らし、全ヒロインをハーレム要員とし、無双することができるのか?