あらすじ
「君の死は、帝国にとって正しい数学的処置(コストカット)だ」
30歳にして帝国最強と謳われた聖騎士団長アルス・アストラは、親友である副団長ヴァレリウスの裏切りにより、冤罪で処刑された。
その理由は、帝国の財政難と市民の不満を解消するための「生贄」が必要だったから。
アルスは民衆の罵声を浴び、最後に泥水を啜って首を撥ねられた
――はずだった。
目が覚めると、そこは灰色の冥界。
アルスは謎の案内人キングゥと契約し、神話の怪物に至る禁忌の力「11の枷(イレブン・カオス)」を手に入れる。
力を解放する条件は、人間としての「五感」を一つずつ永久に捧げること。
第1の鎖が砕け、アルスは現世へと舞い戻る。
代償として「味覚」を失い、二度と食事の喜びを感じられない身体となって。
「いいだろう。俺を数字として処理したお前の計算式を、この毒で腐らせてやる」
これは、正義を信じて裏切られた男が、人間性を対価に力を得て、腐敗した帝国を影から蹂躙する復讐譚。
元聖騎士長の「戦術指揮」「兵站知識」「暗殺術」
――あらゆるプロの技術と、少しの「怪物」の力で、アルスはかつての友とおぞましい神を殺し尽くす。
たとえその過程で、痛みも、光も、己の名前さえ失うとしても。
全11章からなり、各章30話ずつ計300話越えからなる長編小説となります。各話2000-4000文字程度となっております。
現在第1章の分は予約投稿済みです。
• 第1章:再誕の処刑台 【1/1公開】
• 第2章:鋼鉄の要塞都市 【1/15公開】
• 第3章:凍てつく魔導学院
• 第4章:雷鳴の闘技場
• 第5章:静寂の歌姫
• 第6章:極彩色の幻影
• 第7章:夢喰いの精神病棟
• 第8章:砂塵の暗殺教団
• 第9章:嘆きの雨と幽霊船
• 第10章:忘却の図書館
• 第11章(最終章):神殺しの玉座
予約予定
・1月1日
◦ 07:05 第1話「断頭台の露」
◦ 07:10 第2話「灰色の冥界イルカルラ」
◦ 19:05 第3話「禁忌の契約」
◦ 19:10 第4話「死体安置所の怪」
・1月2日以降
◦ 毎日 07:05 ・19:05(1日2回更新)