あらすじ
彼こと東山蒼哉君は、いつも私のことを心配してそばにいてくれた。一緒に学校に行って一緒に昼食を食べて一緒に帰っていた。
それが私にとって、いつものことであり普通になっていった。普通だからかな……それが普通じゃなくなった瞬間、私は私ではなくなっていった。彼がそばにいた時間が、一緒にいてくれた時間が、他とは比べ物にならないほど幸せだった。そう気付いた時には手遅れだった。
私は何も…何一つできなかった。彼と離れることを知っていたのに…。なのに………。私は運命の歯車から逃れられることができなかった。