あらすじ
現ごく普通の十六歳の少女だった花恋。ある日、彼女は一冊の小説をきっかけに異世界へと転生してしまう。
小説『神に選ばれた乙女』の主人公――悲劇の侯爵令嬢フリル・ローディエンス。
フリルは、大好きな兄を失い、婚約者のノアを失い、精神を病んだ末に黒魔法に侵食されて死亡という、救いのない結末を迎える運命だった。
『神に選ばれた乙女』は、バッドエンドの物語。
それをハッピーエンドに書き換えるには、死を迎える運命の兄と婚約者の命を救うことが必須だった。
「三度目の正直だって言葉があるでしょ?」
三度目のループ。
フリルは公爵令息ノアと共に立ち向かう。
大切な人たちを守るためなら、何度でも。