あらすじ
追放された侯爵令嬢、アルテミス・ヴァルター。
平民出身の聖女カトレアを寵愛する王太子アレクトに婚約を破棄され、家族からも見放されて辺境の地へ追いやられた彼女は、絶望の中で新たな才能を開花させる。
薬師として生きる道を選んだアルテミスは、その知識と努力で疫病に苦しむ人々を救い、次第にその名を広めていく。そんな彼女の前に現れたのは、隣国の騎士団長カイル。彼との出会いが、彼女の運命を大きく変えていく。
一方、王都では聖女カトレアの失態が続き、王太子の評判は地に堕ちる。追放されたアルテミスの力を求めて再び手を差し伸べる王都に対し、彼女が下した決断は――「もう二度と戻らない」。
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