あらすじ
校外学習で水族館を訪れた中学生の一行。展示を楽しみ、写真を撮り、友達同士で笑い合う。だが、閉館の時間を過ぎても、ある理由で館内に残ってしまった。落とし物を探していたのだ。気づけば、水族館は閉館、外部との連絡手段は断たれる。広大な館内は、ただ静寂と不気味な水の音だけが支配する密室となった。
その夜、不可解な事件が立て続けに起こる。何人もの命が奪われる中、仲間たちは互いに疑心暗鬼に陥り、恐怖が水族館を包む。水槽の反射や照明、バックヤードの機械類、水流の音までもが、心理の迷路を巧みにかき乱す。
脱出を迫られる状況下、しかし、殺人犯までも放つわけにはいかない。
はたして、君たちが見ている犯人は誰なのか。それは、本当に犯人なのだろうか―――?