あらすじ

ある時、私立探偵である久瀬のもとに一通の封筒が届いた。差出人は老舗宝飾店の当主・藤堂志津子。それは、彼女の古稀の祝いを兼ねた晩餐会への招待状だった。  久瀬は助手の志乃を伴い、藤堂邸を訪れる。なぜそのような会に呼ばれたのか分からないまま、志津子から託されたのは「インクの切れた古い万年筆」だった。  しかし、探偵のいるところに事件があるのは宿命か、晩餐の最中の停電とともに事件が起きてしまう。暗闇の中で長男が刺殺され、指輪が消失。死者の指先には、不可解な染みが残されていた。久瀬は、親族たちの醜い欲望と三十年前の凄惨な因縁を掘り起こしながら、消えた指輪の行方を追う。嵐が明ける時、預かった万年筆が導き出す「真実の顔」とは――。 アメシストの指輪を代表とし、探偵久瀬が東奔西走する短編集です

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カクヨム
カクヨム2025/12/31
  • 現在の作品アメシストの指輪