あらすじ
家同士の政略結婚。
婚約者から告げられたのは――
「君を妻として扱う気はない」という、あまりに率直な言葉だった。
感情的になることも、泣き縋ることもせず、
アリア・フェルディナントはただ条件を確認する。
愛のない結婚で、家は守れるのか。
後継は、責任は、誠意はあるのか。
冷静な問いかけの末、
彼女が下した判断は「婚姻の白紙撤回」。
その選択は、元婚約者の立場を揺るがし、
やがて彼女自身を選ばれる側から
人生を選ぶ側へと変えていく――。
静かで、理知的で、確かなざまぁ。
契約と覚悟で未来を切り拓く、
大人のための婚約破棄譚。