あらすじ

来週は歴史のテスト。 先生はいつも通り淡々と授業をするだけなのに、 「大事なのは流れです」 「全部覚える必要はありません」 その一言一言が、私の脳内で勝手に意味を持ち始める。 ――これは罠では? ――いや、ここまで読んでいるに違いない。 4択問題で最後の2択に迷い、 似た人物名に翻弄され、 見直して直して間違える。 先生は何も仕掛けていない(たぶん)。 勝手に深読みし、勝手に納得し、勝手に悔しがり、 勝手に怒っているのは、私だけだった。 これは、 ごく普通の学校で起きた、 ごくどうでもいいのに本人だけは必死な心理戦の記録。

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小説を読もう2025/12/18
  • 現在の作品先生が何も言わないのに、私だけが勝手に心理戦して二万字悩んだ歴史のテストの話