あらすじ

「あのー、すいません。その魔法、文法が間違ってます。あと発音も訛ってます」 死ぬ間際まで古代文字を解読していた生粋の「言語オタク」は、異世界の貴族の三男・アルス(3歳)に転生した。 剣と魔法の世界!と喜んだのも束の間、アルスはドン引きする。 この世界の住人、魔法の詠唱がヘタクソすぎるのだ。 『偉大なる赤き炎よ、我が敵を……』とか言ってる間に、カップ麺ができちゃうよ! 無駄な形容詞!意味のない反復! スパゲッティみたいに絡まった非効率な魔術式! 我慢できなくなったアルスは、前世の知識で詠唱を「添削(ハッキング)」してしまった。 結果――ボヤ騒ぎ程度の《火の玉》が、庭を消し飛ばす《戦略級爆撃》に早変わり。コスパ良すぎだろ。 ……うん、ちょっとやりすぎた。でも問題ない。なぜならアルスには、「体内の魔力が空っぽ」という致命的な欠陥があったからだ! 自力じゃ魔法を使えない? 関係ないね。 「あ、そこに浮いてる魔力、使わないなら貰いますね? あと、あなたが撃ったその魔法、文法書き換えてお返しします」 これは、息をするように魔法の常識をぶっ壊す少年が、 「教え子が規格外すぎて胃が痛い」と嘆くエルフの美少女先生(ポンコツ)や、 「兄貴! 一生ついていきます!」と尻尾を振る獣人たちに囲まれて、 世界中の「言葉(ルール)」を書き換えていく、ドタバタで痛快な冒険譚!

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小説を読もう2025/12/18
  • 現在の作品万物の翻訳者〜言語オタクは異世界に夢中〜