あらすじ
「アメリー・ド・リヴァロル! お前との婚約を破棄する!」
そう言ったのは、アメリーの婚約者のブリス第二王子。
彼はアメリーが平民の血を引いた公爵家の養子である事と、自分が本当に愛する人を傷付けたとしてアメリーへ追放を言い渡した。
しかしそれはアメリーにとっては好都合。
『聖女』という特別な存在である事を隠して生きてきたアメリーにとって、公爵令嬢としての生活は少々息苦しかったのだ。
そこでアメリーは公爵家を離れ、占星術師として生業を立てる。
だが占星術なんてものは使えない。
代わりに使うのは『聖女』の身が使える『未来予知』の力。
さて、そんなこんなで神聖なはずの力を散々酷使して生計を立てていたアメリー。
しかしそこへ、学園時代に密かに思いを寄せていた第一王子、アルベールがやって来て……!?
これはインチキ占星術師になった『聖女』が自身の冤罪を晴らして本当の幸せを手に入れる物語。