あらすじ

書くことをやめられなかった。 ただ、それだけだった。 新人賞に落ち続け、Webでバズり、書籍化し、そして失速した一人の小説家。 評価に振り回され、才能を疑い、AIの登場にすら心を折られながら、彼は一軒の小さな書店に通い続けていた。 そこには、かつて一作だけで名声を得て、もう書かなくなった女性店主がいる。 売れること、評価されること、そして「書く意味」。 時代に置き去りにされながらも、静かに時間が流れる書店での対話を通じて、彼は少しずつ問い直していく。 自分は、なぜ書いているのか。 書くことに、価値はあるのか。 これは、才能の物語ではない。 書くことをやめられなかった人間の、長い回り道の物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2025/12/18
  • 現在の作品珈琲と本棚の間で