あらすじ

――西の辺境のさびれた時計塔には時の番人がいるらしい。 王族だけが知る伝説を頼りに第三王子・イルドリは件の時計塔を訪れた。草木が生い茂り、建物自体も崩落寸前。本当にここに『時の番人』はいるのだろうか。疑いを抱くイルドリの前に現れたのは――10歳前後の幼い女の子だった。 義弟と2人で時計塔に住むゼフィラはかつて国に存在した『ルナリア族』唯一の生き残り。彼女は外界との関わりを絶ち、ひっそりと暮らしていた。 ある日、ゼフィラの前に第三王子だという男が現れる。彼はゼフィラに『とある事件』の話をする。そして――ゼフィラの力を使って、この事件を防いでほしいと。 『時の番人は現在と過去をつなぐことができる』 それはゼフィラにとって忌々しいルナリア族の力。一定の条件下で望めば、有限ではあるが過去にワープすることができる。 必死な様子のイルドリを見て、ゼフィラは交換条件を出す。 「――わたしが過去を知るために協力してください」 ルナリア族の力は私欲のためには使えない。だから、ゼフィラには協力者が必要だった。 それも――権力を持つ協力者が。 ※掲載先→小説家になろう、エブリスタ

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/12/18
  • 現在の作品時計塔の番人ゼフィラはやり直す