あらすじ
あらすじ
20XX年。社会貢献特例法、通称『便所掃除法』を施行により、国民には社会貢献度に応じたポイントが与えられ、保有するポイントに応じて様々な恩恵が受けられ一方で、加害行動、ハラスメント行為などにより減点を繰り返し0ポイントになった非生産国民は人権を失い駆除対象になる。そんな未来の日本。
これは『駆除対象者』を狩る、『猟師』お話。
社会貢献特例法……増加し続ける離職者や自殺者を問題視し、それらの原因となる他者の生産性を下げる人間をあぶりだすために作られた法。一見すると憲法違反まみれの法令だが、より多くの国民の人権を守るという建前で施行された。
貢献ポイントが0になる前に国の公正支援や隔離措置などを行っているため、犯罪者であってもよっぽどのことでないと駆除対象にはならないはずだが、年間100件ほどの駆除対象者が生まれる。
※普段はお上品な作品を書いておりますが、今回は趣向を変えて少々お下品な表現が含まれております。
※以下、登場人物 本編ネタバレ含みますので 読み終えてから読むことをお勧めします
円 なのは (まどか なのは)……ファンシーな名前に反し、アグレッシブで血の気の多い女性。社会貢献特例法により駆除対象となった人間を狩る『猟師』普段はフリーターとしてカラオケでバイトをしている22歳女性。
本田 陽平 (ほんだ ようへい)……まどかの先輩『猟師』、そこまで歴が離れているわけではないので、悪友のような関係。ポイントが0になった人間は駆除されても仕方ないとは思いつつも、自分なりの慈悲を与える風変りな優男。
風俗客の男……貢献ポイントが0となり駆除対象となった男。ポイントが0になる以前より減点が著しかったため、国から警告通知が来ていたが無視をし続け、公正の余地なしとなった。三から四十代の無職。親が裕福であることだけが自慢。