あらすじ

これは角持つ人々に寄り添う者たちの物語。 1人の天才と、1人の凡才と、1人の少女。 彼らの考える歩み方の物語。 【その角に色を見る】 愛の重い客のところへ向かう彩角師である流水は、酷く陰鬱な気分だった。けれど、その日迎えられた屋敷では、奇妙な雰囲気が漂っていて……。 これは一人の男を中心とした女たちの物語。ほんの少しずつボタンをかけ間違えた物語。 【申す申す、と問ひしこと】 繋角師の勇之助は、今日も誰かの角を繋ぐ。 元通りになった角を見て、微笑む客の姿に心を洗われながらタバコを喫むのだ。 そんな彼の店に、今月三度目の来訪になる少女が折った角を見せにきて、彼は深くため息を吐いた。 【かくて少女は星を編む】 己の角が嫌いな少女・水希は、今年も大好きな彩角師・芙蓉の元へと足を向ける。 己の不恰好な角を彩ってもらうために。 そして、彼女の角を彩るに相応しい名を手に入れるために。 これはそんな少女が、嫌いなものを好きになるまでの、ほんの一幕のお話。 【澪に残るもの】 巷を騒がず彩角師襲撃事件……それに、母が関わっているのではないかと疑念を抱いた水希は、出張中の夫の残した"言葉"を頼りに、犯人特定のため東奔西走する。 ・当シリーズは「小説家になろう」にも投稿しています

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カクヨム
カクヨム2018/07/16
  • 現在の作品彩角師 ~角を彩る彼らの恋物語~