あらすじ
●登場人物
■ 黒瀬 恒一(くろせ こういち)
高校2年/学園評議会・規律担当
成績トップ、無駄な言葉を使わない
原則主義・責任感が異常に強い
感情を表に出さないが、内側は不器用
弱点:人に頼れない
■ 鷹宮 玲央(たかみや れお)
高校2年/学園評議会・渉外&資金担当
名家の御曹司、容姿端麗、発言は自信過剰
だが洞察力が高く、人の本質を見る
ルールは「使うもの」
弱点:本気で信じられる相手がいない
●あらすじ
全寮制の進学校・吉備高原学園高等学校。
規律と秩序を重んじるこの学園で、
評議会をまとめる生徒・黒瀬恒一は、
常に「正しさ」と「役割」を優先して生きてきた。
一方、同じ学園に通う鷹宮玲央は、
自信に満ち、他者との距離を恐れない存在。
自由でありながら、周囲をよく見ており、
誰よりも早く黒瀬の内面に気づいてしまう。
規則担当と自由人。
交わらないはずの二人は、
評議会の仕事を通じて、否応なく距離を縮めていく。
触れない。
踏み込まない。
それでも、確かに惹かれていく感情。
「感情は制御できる」
そう信じてきた黒瀬の理性は、
鷹宮のまっすぐな言葉と選択によって、
少しずつ揺さぶられていく。
公と私。
内と外。
境界線を引くことで保たれてきた均衡は、
“誰かを選ぶ”という行為によって、
静かに形を変え始める。
これは、
告白よりも前に、
恋よりも静かに始まる物語。
触れることよりも、
選び続けることを選んだ二人の、
全寮制学園BL。