あらすじ

猫猫(羅漢様の実娘であり愛娘でもある。羅の姫でもある。猫猫も自覚している。頭の回転が速く、薬、特に毒に対する好奇心や研究心が旺盛で、造詣も深く、病気への理解にも繋がっている。また、薬や医学に関する養父の蔵書を読むために西洋の言葉を独学で身に付けている。一方、それ以外のことに対してはまったく興味がなく、そのために知識がかなり偏っている。毒薬を自分の体で試した傷跡を隠すために左腕には常に包帯を巻いているが、周囲からは「過去に虐待を受けていたことを隠すため」と勘違いされており、同情を集める一因となっている。毒に詳しい上にさまざまな毒に対して免疫があるため、後宮では主に毒見役を務めた。しかし、好奇心や研究心が強すぎて、いざ毒に当たるとむしろ喜んでしまうため、壬氏などから呆れられている。一方で、蕎麦に対するアレルギーを持っており、一口でも食べると蕁麻疹を発症し、最悪呼吸不全を起こす。自らの経験則からアレルギーを「特定の体質に発する毒」として捉えている。また、ザルといえるほど酒に強く酒好き。なお、後に蝗害を目の当たりにしたことから飛蝗が嫌いになった。あまり人付き合いは得意ではなく、必要最低限の会話以外は自分から口を開くことはあまりない。ただし、極度に疲労した時や飲酒した時は本人も驚くほど饒舌になることがある。市井の知人どころか小姐たちにまで「友だちがいない子」と認識され、緑青館で小蘭の話をすると、白鈴には喜びのあまり泣かれた程である。妓女の娘として花街で生まれ育ったため、本来の口調はかなり荒っぽい。女官となってからは必要に迫られ改めているものの、身内が相手の時や悪態をつく時などときおり素の口調が出てしまうことがある。また、花街で男女関係の裏まで見て知り尽くしているため、男性を見る目は極めて醒めており、恋愛に対する幻想も持っていない。その一方で、生物学的な興味から「出産は経験してみたい」と述べている。世の中の理不尽に関しても達観しており、権力者の理不尽は「するかしないか」ではなく「できるかできないか」であると語っている。壬氏に対しても「無駄に美しい」容貌や粘着質の性格を苦手としており、つい蛞蝓を見るような目で見てしまうことがある。そのため壬氏の好意に長いことまったく気がつかなかった。風明の事件の関係者として後宮女官を解雇されたが、壬氏に身請けされる形で外廷勤務に復帰した。その後ふたたび花街に戻ったが、医官付きの官女となり、宮廷医局で働くようになった。宮中から一度出た者が戻ること自体珍しい中、三度目は相当異例であり、顔見知りの女官に不思議がられている。医局で働くようになってから、必要に迫られて外科の技術も身に付け、法律上女性は医官になれないため立場は官女のままであるが、実質的に医官と同等の仕事をするようになっている。陸孫を想い寄せている。)陸孫(羅漢の部下であり副官です。猫猫を譲れない想いです。31歳。)白羽、黒羽、赤羽(玉葉妃が東宮を懐妊した際、翡翠宮の人手不足を解消するため西都から派遣された侍女。実は陸孫の従妹たちにあたる。年子の三姉妹で白羽は玉葉妃と、赤羽は猫猫と同い年にあたる。よく似た顔立ちのため猫猫は当初区別がつかず、何度も間違えられたので、呆れた三姉妹がそれぞれの色の髪紐をつけることでようやく覚えた。毒見以外ほとんど翡翠宮にいない、西都とも縁のない猫猫に当初は不信感を抱いていた赤羽は猫猫の提案で、後宮の浴場に猫猫と同行し、小蘭や子翠と知り合うなど翡翠宮外での付き合いもある。)陸孫(羅漢の副官です。元・戌「イ」の一族。猫猫の夫であり羅の一族の婿です。)漢羅漢(狐目に片眼鏡(実は伊達)を付けた軍師で位は将軍。通称・漢太尉。「漢」の名字は珍しくないが、この肩書きを持つのは国中で彼だけである。奇異な言動を繰り返すため「変人軍師」とも呼ばれる。猫猫に至っては「あのおっさん」としか呼ばない。しかし軍師としては超一流であり、また人を見る目に長け、優秀な人材の発掘には定評がある。碁と将棋がとても強く、特に将棋では国内に勝てる者がいないと言われている。相貌失認のため他人の顔が識別できない一方で「その人間の持つ役割が将棋の駒として認識される」という能力を持っており、戦争の際には将棋に倣った人員配置を行うことで軍の適切な運用を行っている。直感が鋭く、その勘働きは滅多なことでは外れないが、何かに気付いても自ら動くことはなく、誰かを焚きつけて動かすことが多い。羅門の甥であり、また緑青館の妓女である鳳仙に猫猫を生ませた張本人である。つまり猫猫の父親であるが、猫猫は彼を父親と認めておらず嫌っている(猫猫自身の感覚からいうと苦手なだけ)。一方、羅漢本人は、鳳仙のことも娘である猫猫のことも愛している。盲愛といってもいいほどだが愛情表現がことごとく裏目に出ており、猫猫だけでなく周りにもドン引きされている。また、自分の欠点を補う方法を考え、指南してくれた羅門のことは慕っており、比較的素直に言うことを聞く。羅門にもその能力の優秀さは認められており、猫猫にはその点で嫉妬されている。猫猫と違い、酒は全く飲めない下戸ですぐ酔い潰れてしまう。甘党で徳利に果実水を詰めて持ち歩いているが、口飲みが原因で体調を崩したことがある。)オウレオン(フランス皇帝。ナポレオン2世の愛弟子にフランス皇帝の座を渡した。実は、黄紅蓮。)ジェアン(オウレオン女帝の守護者。)燈花(かつて片割れが居た。誰も指図受けない。亡き「片割れ」妹の形見を持つ。元・二つ星の旅人。)宝華(燈花の亡き片割れ「双子」の妹。二つ星の旅人。故人。)シルビア(戌「イ」の一族の護る者であり見守る者の一人。陸孫と赤羽姉妹の護るであり見守る者であり護衛でもある。)成凛(シルビアの乳母。シルビアの父の従妹。)蜜璃(元・孤児院。成凛の養女。)空蓮(燈花の双子姉妹の幼馴染みであり良き理解者。)志津(ある方「オウレオン」様の命令で守っている。猫猫と陸孫を傷付くものは、許せない。林逸美を絶対許せない)暁黄紅蓮陛下(かつて太古「東西都」の亡き両陛下の息女です。太古「東西都」の現女王陛下。二十七歳。潸潸で偶然猫猫と陸孫に出会う。皇弟と皇帝と鴟梟と飛龍と玉隼と馬一族の男性も見惚れるほど美しい顔立ちをしており、王の片鱗をのぞかせる振る舞いや高いカリスマ性の持ち主。十七年前の戦で捕虜になった民と両親や叔母夫婦や兵士が堯陽「皇帝」によって首を刎ねられ、殺された。皇帝の息子「皇弟」である瑞月に屈してはならないと考えている。民への慈しみの心を持つ反面、茘国に対する強い憎悪や反感に囚われて生きる。「恐れるな!!太古の血を持つ、太古の魂を宿し選ばれし同胞よ!!」「雨」水呼ぶと呼ばれる一族と暁一族を半分血を引く者。水呼ぶ一族の力をある。)水輪(太古「東西」の血を護る者。)花蓮(黄紅蓮陛下の付き人であり元・女軍師だった。彼女は、元・黄紅蓮様の両親を仕えた女軍師だった。十七年前の茘国との戦で生還するも背中に傷を負う。そのため黄紅蓮同様、茘国に対して強い憎しみを抱いている。黄紅蓮様と出会ったのもこの戦から帰還した際でありそのころから忠臣として仕えている。「我が陛下は、太古の血を引く継ぐ者の一人。」大の「地位や権利や権力を使うと利用する」男性の王族と皇族が嫌い。)暁黄蓮美(太古「東西・高華」の王妃であり黄紅蓮様の亡き母君。故人。蓮皇の皇后です。雨の民『水呼び』と呼ばれる一族の元・踊り子であり旅人。彼女の踊りには雨を呼ぶ力があるとされており、雨を求める街や村に赴いては雨を降らすのを生業としている。世界中では雨は貴重な資源のため、彼女たちは周囲からは敬われ、彼女自身も誇りをもって舞いに取り組んでいる。責任感が強く、干ばつに苦しむ人々を自らの踊りで救いたいと思っている。偶然太古の陛下と元・踊り子と出会ったで結婚した。)暁空零(太古【高華】と東西【両方】の陛下であり黄紅蓮の亡き父君です。故人。東西の暁一族の治める者。)藍玉(黄蓮の幼馴染であり従女であり頼りがある家来でもある。)凛花(黄蓮様の従者。武人であるが美に対する意識が高い。錘のような武器は、振り下ろされた地面一帯がひび割れるほどの威力を持つ。幼いころから茘国に対し強い憎しみを抱いている。黄蓮側についた花蓮を裏切り者と思っている節がある。)桜蘭(黄蓮陛下の側近であり仕える者であり護衛兼二刀流の女剣豪でもある。彼女も茘国の皇帝と瑞月「皇弟」と馬一族に対してかなり強い憎しみを抱いている。普段は、黄蓮陛下に控えていると下がっている。黄蓮「我が陛下」様が危ない時に守ってる。馬悶と皇弟にとっても無礼な態度を取る。)贅玉(黄蓮陛下様の右腕であり頼りがある部下であり黄蓮美の母親の馴染み「親しい仲」でもある。黄蓮陛下より年上です。亡き皇后様の命令で黄蓮様を守っている。黄蓮陛下の事を黄昏の君と呼ばれる。敵国である茘国側で「修羅の王」と呼ばれるようになりました。)月影の騎士(黄蓮陛下様を影で見守る。謎多い騎士。)暁凛羅(黄蓮陛下様の従妹に当たる。従姉・黄蓮陛下の従女です。同じ痛みを持つ。父親は、病死。幼女から茘国に対し強い憎しみを抱いている。従姉妹同士仲良しです。陸孫の従姉妹たち気持ち分かる。赤羽と黒羽と白羽は、大仲良しです。「私も赤羽達と同じです。私もねーね【黄蓮様】がいます。」生涯従姉「黄蓮陛下」に仕えると決心した。お互い身分を弁えている。従姉に敬語と深い敬意と服従する。「水呼ぶ」と呼ばれる一族の生き残り。黄蓮陛下と同じ力がある。)水蘭(黄蓮陛下様の侍女。黄蓮陛下の事を黄昏の君と呼ぶ。)星蓮(猫猫と陸孫「二人」の仕えたりであり二人の護衛兼副官でもある。黄蓮陛下の命令で従うだけ。)蓮蘭(黄蓮陛下様の代々影武者です。黄紅蓮陛下の代わりになる。親戚関係です。)竜蘭(影武者の代々仕える一人。)亜蘭(暁の一族に限りは王の次に権力のある者となる。また王の血を継ぐものが王族に値するため、彼自身は王族ではなく、黄蓮の両親の親戚にはあたらない。黄蓮即位後は側近として仕えており、黄蓮の情より国を大切にする姿勢を高く評価している。)霧矢(有望な従者であり若きながら妻と子供がいる。黄蓮陛下の手先であり忠義です。)り

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カクヨム2025/12/26
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