あらすじ
都に広がる怪異の影。
人の怨嗟を糧とする大妖怪・黄泉渡蟹は、静かにその力を増していた。
朝廷は封印のため、陰陽師と剣士を動かす。
選ばれたのは、公家の血を引く女剣士・三条静花と、
素性を秘した小太刀使い・春日静音。
異なる立場と過去を持つ二人は、
剣をもって怪異に挑む中で、否応なく互いを信じることになる。
だが、この戦いは単なる妖怪退治では終わらない。
待ち受けるのは、剣でも術でも断ち切れぬ「業」と、
それを前にした人の覚悟だった。
これは、
剣と呪いが交錯する、和風伝奇譚。
*本作は百合要素を含みますが、恋愛描写が主体ではなく、
友情・絆を主軸に描いています。