あらすじ

疎遠になっていた弟から、突然届いたメッセージ。 「なんかさ、異世界に来てるみたいなんだけど」 冗談と受け取る兄に、弟は写真や動画を送り、異世界の街並みや人々の様子を淡々と伝えてくる。剣と魔法の世界。通じない言葉。減っていくスマホの充電。 信じられないはずなのに、会話は途切れずに続いていった。 やり取りを重ねるうち、兄は過去の記憶を思い出す。 思春期に起きた、取り返しのつかない兄弟喧嘩。 それ以来、二人の間に横たわり続けてきた沈黙。 現実と異世界を繋ぐ、ただ一つの通信手段。 兄は画面越しに、弟を“見失わない”ことができるのか。 これは――、異世界に消えた弟と、現実に取り残された兄が交わした、最後の会話の記録である。 ※なろう、カクヨムで公開中。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/12/26
  • 現在の作品異世界へ消えた弟より