あらすじ
帝国歴525年
神聖統一帝国の新任士官霧島透は数世紀にもわたり戦争を続けるフェアリー王国との最前線部隊で戦っていた。
そんな中、霧島に一つの転属命令が下る。
転属先は帝国特殊作戦軍隷下の「ARES」という部隊だった。
ARESで霧島を待ち構えていたのは国家の論理に犠牲になる兵士たちの姿だった。
戦闘の事実を隠したい国家上層部により、彼らの死は戦死から事故死に変わり、栄典が与えられることもない。
霧島は立場上命令があれば部下達に玉砕を命じなければならない。
国家に従えば、人を殺す。
道義を選べば、国家に背く。
無名戦士になれない者達と共に霧島は何度もその選択を余儀なくされる。
これは霧島が国家と道義の狭間で足掻く物語。