あらすじ

幽霊が見える女子高校生・**朝倉 澪(あさくら みお)**は、 放課後になると学校近くの古い橋の欄干に座る幽霊を「見る」ことが日課になっていた。 彼は生前の記憶を一切持たず、 自分がなぜそこにいるのかも、名前すらも分からない。 ただ、澪が来ると静かに笑う――それだけの存在。 最初は「珍しい幽霊」だった。 次第に「話し相手」になり、 やがて「会わないと落ち着かない存在」へと変わっていく。 ある日、澪は気づく。 彼の存在が、普通の幽霊とは決定的に違うことに。 身体が、どこかで“まだ生きている”可能性。 彼を消したくない。 この笑顔を、欄干の上だけのものにしたくない。 澪は幽霊の正体と身体を探し始めるが、 そこには事故、罪悪感、そして「生き返ってはいけない理由」が絡んでいた。 ――最後に彼が選ぶのは、 幽霊として澪の隣に居続けることか、 それとも、痛みを背負って生き直すことか。

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カクヨム
カクヨム2025/12/26
  • 現在の作品欄干の向こうで、君はまだ息をしている