あらすじ

母なる海、父なる大地はその日、仔に手を上げた。 そうして環太平洋は星の顎に食いちぎられたのだ。 2041年――破滅的災害、「太震々禍(だいじんか)」から11年後。 碧い血を持つ少女、戌弓(いゆみ)はその異端さ故、群隷(ぐれ)から追放され、更に言いがかりをつけられ殺される、その寸前――宙を飛ぶ女性、ノアルと邂逅する。 「能染疫?」 「一般には吸血鬼と呼ばれているわね。とっくに気づいているんでしょう。私たちが人間とは違うものになってしまっていること、翅化(うか)していることに」 吸血鬼。それは太震々禍以降に出現した生命体。生殖能力を喪失した代わりに接触感染で増え、7つの力を使いこなす――異種属。 そして天涯孤独の身となった戌弓はノアルの所属する家一味(いちみ)と行動を共にすることに。 果たして戌弓はこの狂騒の時代を生き抜くことはできるのか? 碧い血の恐るべき秘密とは? そしてこの世界に何が起ころうとしているのか? 血塗られた恐るべき人類史の幕が閉じられようとしていた。ゆっくりと素早く。 ※各種造語、キャラクターひとくち設定など、充実したおまけつき

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カクヨム
カクヨム2025/12/26
  • 現在の作品外伝 文明能染疫(よせき)属