あらすじ
「傷つけてごめん……幸せにできなくてごめん」
「わたしこそ……これ以上傍にいられなくてごめんね」
医学部時代に出会った、ラベンダー色のブラウスが似合う菜摘。
悠は、穏やかで優しい彼女を心から愛し、二人は結婚を約束していた。
けれど、一人の患者の死が、若い研修医から自信と光を奪い去る。
挫折に打ちひしがれ、菜摘の温かな手さえも、今の悠には眩しすぎて痛い。
懸命に支えようとする菜摘も段々と心をすり減らしていく。
そんな二人が選んだ結末とは――
切ない恋の物語。
『指先に祈りを込めて』の主人公・悠の過去を描いた前日譚(番外編)です。
本作だけで話が完結しているので、単体でもお楽しみいただけます。(前日譚なので、本作からでも本編からでも、どちらから読んでも楽しめます。)
【本編】
・第一部 指先に祈りを込めて 全8話 完結済
・第二部 桜の花びら舞う中で 全18話 連載中
【番外編】
・ラベンダー色の恋の思い出(前日譚) 完結済
※この作品はカクヨムにも掲載しています。