あらすじ

非時【トキジク】時を選ばない。時節を問わない。 ゴワロア【[中]guoluo/[日]カラ:スガル】似我蜂の古名。 人類史が途絶えてから数世紀後の外宇宙。 テラフォーミングされた後に荒廃して久しい惑星で、半壊した人型決戦兵器が発掘される。 スカベンジャー(ごみ拾い屋)を生業にしているヒューマノイドのミカケは、今や失われつつある希少なアンクローン[非複製]のオリジナル生体パーツを収集し自らに換装していき、いつか完全なヒトになるという目標のため、日々ゴミ山の中にお宝を探し求め宇宙を駆けずり回っていた。 彼の酔狂な趣味を揶揄う者は居ても、理解を示すヒューマノイドは皆無だったが、ミカケはどういう訳か過去の遺物の数々を探し出さずにはいられなかった。 荒廃した都市遺跡の地層から掘り出された兵器の名は《ゴワロア》 空賊艦、調査船団入り乱れての争奪戦の後、空賊に囚われていた場違いな愛玩人形メイレイを助けることになったミカケは、彼女とその兵器が共鳴する姿を目の当たりにする。 彼女の同僚と思われていたグナが勇み乗り込んだその機装兵器には〈心臓〉が存在する事が明らかとなりミカケは驚愕するが、グナの説明によるとこの兵器は人とマシンの和解の為に作られた為、どちらか一方だけでは操縦することができないという事だった。 ゴワロアを起動する為には機械生命との意識リンクが必要不可欠であり、その上で生身の人間をその心臓部へ取り込んで意識を一体にしなければならなかった。 こうしてヒューマノイドのミカケとヒトの末裔グナは行動を共にする事になり、ゴワロアを駆って様々な星へ降り立つ。 そこで出会った人亜種と呼ばれるのハイブリッドの住人と協力しながら因縁のある空賊艦〈シウリンカ〉や、真空の統治機構〈皇 スメラギ〉正規軍〈ウシカイ〉と交戦し、彼らは自らの運命と対峙していく事になる。 始まりは数世紀前、まだ地球にヒトの国があった頃、ゴワロアの最初で最後の操縦者と、彼の帰りを今も待つ人の物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2018/04/15
  • 現在の作品非時のゴワロア