あらすじ

あの春、図書室の窓のそばで わたしはヒナ先輩に恋をした。 声に出すこともできず、 ただ「好きです」とだけ書いたラブレターを、 震える手で、ようやく渡した放課後。 でも、返事は来なかった。 翌日、ヒナ先輩は転校していた。 それでも── 「渡せただけでよかった」 そう思おうとする希(のぞみ)は、 先輩が好きだった詩集に、そっとしおりを挟む。 “また会えたら、もう少しだけ強くなれていますように。” 涙の落ちたその場所に、答えはなかったけれど、 たしかに一度だけ、恋をした春がそこにあった。

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小説を読もう2025/12/26
  • 現在の作品放課後文芸部