あらすじ
「あなたのこれからの人生を、私が買います。あなたの言い値で構いませんよ。いくら払えばいいですか?」
巨大な財閥グループのご令嬢である水前このかに人生を買われてしまった八宮由寿は、めちゃくちゃに甘やかされていた。有り余る財力をフルに使って、たとえ由寿が望んでいなくても、このかが過保護なまでに溺愛してくる。
この世の全ヒモ男が血涙を流して羨むような夢の生活を過ごしながら、しかし由寿は、危機感を抱いていた。
――このままでは、俺は駄目になってしまう。
これは、八宮由寿が自由を取り戻すまでの物語。