あらすじ
世界は、燦然と煌めく鉱石で溢れていた。
長い歴史の中で、多様な進化を遂げた鉱石は、資源であり災害でもあった。
教会で育った少年アシュアは、ある夜、自分の居場所が終わったことを悟り、逃げ出す。
助けは来ない。
だが、追われる理由はまだ語られない。
彼が踏み込むのは、善悪ではなく「処理」と「選択」で成り立つ世界。
そこで問われるのは、正しいかどうかではない。
――肯定するか、否定するか。
それだけを選び続けた先で、人は何者になるのか。
無数の命が光り輝く世界で、彼が選択するものとは。
人と鉱石が織りなす、未知探究のダークファンタジー。