あらすじ
NEET of せいゔぁー
姫島奏(ひめじまかなで)、引きこもり17年、29歳アラサー女子。
男性的なアニメ、ゲームが好きだと言う理由でいじめられて引きこもり、数少ない女性向け、敵キャラとの恋愛要素ありのアクションロボットゲーム『ルートオブセイヴァー』をひたすらプレイし続け暴飲暴食。
可愛らしかった容姿はみるも無惨に膨れ上がり、自分は人生の負け組だと感じながらも現実から目を背けていた……そんなある日。
地球に破滅がやって来た。
曰く、我ら破星を司る真なる正義、七燭天。
この星に巣食う悪星種を滅ぼさん、該当する者を差し出せ、さもなくば星ごと死滅せよ──
七機の人型兵器の乗り手はそう言って破壊を尽くした。
混乱の中、両親が言い放つ。
おまえは救世主、セイヴァーとなるのだ。
かの七燭天を打ち滅ぼし地球と全銀河を救え。
自宅地下に眠っていたロボット。
それはゲームの主人公機だった。
両親曰く、全てはこの日のためのシュミレート、私がハマったゲームもその為の予行演習なのだ、と。
「でも、こんな身体じゃコクピットに入れない!」
そんな声への答えは、擬体。
作られた身体に精神を移すと言うトンデモ技術……均整の取れた体、違和感はあるものの不意の出来事に涙が出てくる。
自分はまだ、やり直せるのか。
「え、でもまって、あのゲームこの状況の布石?ならまさか恋愛ゲーム要素も?」
「ああ、そうなってもかまわない、機体を撃墜(お)とすか、心をオとすか、どちらにせよ彼らを無力化するんだ!」
七燭天、乗り手は男女かかわらず美男美女。
その性格や好みはシュミレートされておりゲームのまま、ただしリアルだから選択肢なんて出てこない。
「そんなうまくいくわけないでしょ!?」
ハーレムルート?
誰か一人とハッピーエンド?
はたまた失敗してデッドエンド?
愛か、死か──無茶ぶり、始まる。