あらすじ
代々続く魔女の一族「月詠家」。
その本家に生まれた「宵(ヨイ)」と「彗(スイ)」はクリスマスイブの夜、三人の叔母による裏切りで地獄を見た。
両親と祖父母を殺され、実を燃やされ、一族の証である『三種の神器』を持ち去られたのだ。
それから10年──
神器の力を悪用し、富と名声を手に入れた叔母たちは、我が世の春を謳歌していた。
自分たちが殺し損ねた幼い兄妹のことなど、記憶の片隅にも留めずに。
だが、彼らは死んでいなかった。
名を捨て、過去を捨てでも生き延びた二人は、『怪盗』として彼女達の前に再び現れる──。