あらすじ
没落貴族の令嬢レイシアは、王宮からの召喚を受け、
かつて幼い頃に心を通わせた少年と再会する。
——彼は今や、王位を継ぐ王太子となっていた。
身分も立場も、あまりにも遠くなった二人。
惹かれ合う気持ちを抱えながらも、
レイシアは“選ばれない側”であることを理解している。
やがて告げられる、王太子の婚約。
それでも彼女は、想いを口にすることなく、静かに身を引くことを選ぶ。
選ばれなかった恋。
叶わなかった未来。
それでも——
その恋は、確かに二人の人生に残り続けていた。
身分差の壁に阻まれた、
甘くて切ない異世界恋愛短編。