あらすじ
俺は屑だった。
唯一の友を助けられなかったあの日から。
かつて愛犬を見殺しにした後悔を背負う男、山城健太。 彼には秘密があった。
それは「老犬の声が聴こえる」こと。
保健所の冷たい檻の中で震える老犬たち。
彼らの「最期の言葉」を聴き届けるため、男は私財を投げ打ち、彼らのための楽園を作った。
犬たちの「遺言」を聴き続けた男の贖罪の記録。
冬の夜に読む、少し切ない犬の物語。
【★】
前・後編2話開始。
気が向いたら50年間に起きたいろんな老犬との出会いと別れを書いていくことも考えたいと思っております。