あらすじ
ごく普通の男子高校生・佐倉 恒一(さくら こういち)は、
ある朝目を覚ました瞬間、自分が見知らぬ美少女になっていることに気づく。
鏡に映るのは、
整った顔立ち、華奢な体、さらさらの長い髪――
どう見ても「学園のマドンナ枠」な外見。
だが中身は昨日までと変わらず、
ゲーム好き・面倒くさがり・女子耐性ゼロの陰キャ男子のまま。
パニックになりつつも、
「……いや、遅刻はまずいだろ」と謎に冷静な判断を下し、
そのまま女子として登校してしまう。
ところが学校では――
• クラスメイトからは「新しい転校生の美少女」と勘違いされ
• 女子からは即座に距離を詰められ
• 男子からは露骨に態度が変わり
• 先生からは何の疑問もなく出席を取られる
誰一人として
「性別が変わった」ことにツッコんでくれない世界。
(いや、誰かおかしいって言えよ!?)
心の中で叫びながらも、
“美少女・佐倉 恒一(女子)”としての学園生活は
本人の意思を完全に無視して加速していく。
可愛いと言われるたびに精神ダメージ。
スカート、女子トイレ、体育、イベント行事――
元男子にはハードモードすぎる日常。
果たして俺は、
元に戻れるのか。
それともこのまま「美少女枠」として生きていくのか。
――これは、
中身は俺のままなのに、周囲だけが順応しすぎている学園TSコメディである。