あらすじ
冬休みの世界。
それは、冬休みの最終日に近づくと、『このまま終わってほしくない』と誰もがそう思う。
その思いを願いとして受け入れてくれる存在がいる。
その存在は気まぐれな性格をしているけど、代償を払えばその世界に連れて行ってくれる。元の世界に帰るときにも代償は払わないといけないけど。
その代償は自分の体か心、感情とか、記憶とか、色々なものの中から一つ取られる。
一応帰ってきた人もいる。でも、ほとんどは行方不明になる。
だけど、冬休みの世界がどんな世界か分からない。
理由は、帰ってきた人たちは皆、確実に死んでしまう。死因は様々で、事故、殺人、落下、焼死、溺死など。
そして、一つ共通点がある。
それは、冬休みの世界から出れた瞬間だ。どんだけ拘束しても、どんだけ安全な場所にいても必ず死ぬ。
まるで、何者かが口封じするかの如く。
無理やり喋らそうとしても、唇がくっついていて、一切喋れない。
口を無理やり切って、喋らそうとしてもすぐに再生する。
ほかの、体は切っても再生しないけど、その部分だけ再生する。
文字で残そうとしても、文字が分からない。
デジタルで残そうとしても突然壊れる。
そのため、冬休みの世界がどんな世界か分からない。