あらすじ

人を襲う異形の怪物──霊獣が跋扈する現代の日本。  そこでは霊獣を撃ち倒す力を持った"陰陽師"が尊ばれていた。  例に漏れず陰陽師に憧れを持っていた何の変哲もない青年──西園光瑠(にしぞのみつる)は運の良いことに陰陽師としての適性──"霊力"に目覚め、憧れの陰陽師になることができた。  しかし、どんな世界でも才能というものは残酷なもの。  霊力に目覚めたのは良いものの、内包している霊力がカス同然だった光瑠は、ろくに法術も結界術も使えず【落ちこぼれ】としての烙印を押された。  最下級の霊獣を倒すことで精一杯の光瑠は、落ちこぼれとバカにされながらも雑用任務をこなしていた。  そんなある日、上級の霊獣に襲われていた女性を発見した光瑠は、迷うことなく女性の前に躍り出るやいなや霊獣の爪に引き裂かれて死んだ──かと思えば、その寸前で駆けつけた陰陽師によって死を免れる。  恐怖から気絶した光瑠が目を覚ますと、自身が"レベルアップ"のシステムと"ステータス"を閲覧できる力を手に入れたことに気づく。  これで俺も法術を固定砲台みたいにバンバン撃ちまくる最強陰陽師に────!!    ──そう願ったのも束の間、無事にレベルアップを果たした光瑠を待ち受けたのは──  ──筋力以外のステータスが一切伸びない欠陥仕様のレベルアップであった。  これは"霊力の強さが全て"という陰陽師界の常識を力とパワーで全てを捻じ伏せる落ちこぼれの物語である。

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カクヨム
カクヨム2025/12/25
  • 現在の作品筋肉陰陽師の不本意レベルアップ生活