あらすじ
ー志崎叶絵は存在しない。「…私の顔は誰の顔?」。
…数日前、犯人を逮捕する際に怪我を負わせてしまったせいで停職中の鬼先警察署に所属する第一課の刑事・朝倉雪兎はある日、先輩刑事の仲村から一部の若者の間で流行っている怪しい“地獄タクシー”の話しを聞かされる。朝倉が何故自分にその話しを聞かせてきたのか尋ねると仲村の娘で現在高校2年生の莉子にそのタクシーの乗車券が入った差出人不明の手紙が何者かから届いたのだと言う。停職中を良い事に朝倉は地獄タクシーの噂の解明と莉子の護衛を頼まれてしまい…。そんな中、朝倉の前に志崎叶絵と名乗る妖美な女性が現れる。
人々は皆まるで毒に浸からせたような悪夢ばかりにうなされる毎日。謎が謎を生む止まらない不可思議な連続殺人事件。これは夢の中なのか、現実なのか?果たして犯人は誰なのか?
ー「地獄タクシーに乗った人間は二度と帰って来ない」
ゾッとしたい貴方へ贈る、怪しさ満載美しいホラーサスペンス【悪の微笑み】宜しくお願いします。
*物語についてちょっとだけ作者コメント↓
登場人物、話す言葉のやりとり、悪夢、心情、香り、全てが目を瞑りたくなるくらいとても恐ろしくて、だけど凄く綺麗で目が離せない、“とにかく恐ろしく美しいホラー”をテーマに書きました。少しでも怖かったけど面白かったと思ってもらえたら嬉しいです。