あらすじ
碧い瞳が運命を狂わせる――。
双子の姉をしに追いやった男への復讐心に燃える少女・成宮海空。
満月の夜、彼女は銃口を向けられながら、冷徹で美しい男・神崎誠人に「保護」される。
彼の碧い瞳は、まるで人魚の伝説のように吸い込まれるほど妖しく、海空の心と体を容赦なく支配していく。
拒めば拒むほど深く絡め取られ、激しい愛に溺れながら、海空は自分の体に眠る古い血の秘密に気づき始める。
人魚の血が呼び覚ます、永遠の呪いと復讐の影。
誠人の独占欲と脆い孤独、海空の覚醒する力と壊れそうな想い。
二人は狂おしいまでに求め合いながら、過去の罪と運命の渦に飲み込まれていく――。
愛する者を守るためなら、すべてを壊してもいい。
碧い瞳に映るのは、絶望か、それとも救いか。