あらすじ

京の都に鬼の哭く雨が降る。 幕末の動乱のさなか、大きく世が動こうとする中。 燈矢は鬼を斬る宿命を背負う一族の末裔でありながら 「鬼と人は分かちがたく生きるもの」と信じ 救うべき鬼と斬るべき鬼を見極めて刀を振るってきた。 しかし分家を率いる東雲家が「力の強弱も罪の有無も問わず、鬼は皆殺しにすべし」という苛烈なお触れを出した時、太陽のように真っすぐな幼馴染――東雲旭が東雲の新たな当主として、燈矢の前に現れる。 燈矢を慕う狐の少女・りんと、影を纏う旭の従者・銀。 そして情報を操る黒狐の商人・朧。 交差するそれぞれの思惑と、背負わされた宿命。 哭く雨が導く先に待つのは――鬼と人、どちらの未来か。

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小説を読もう2025/12/24
  • 現在の作品鬼哭しぐれ