あらすじ
一旦は無敗のまま引退を表明しながら、金を積まれて再起しキャリアの末節を汚すボクサーは少なくないが、ヘビー級という無差別級に限ると、”敵なし”状態になるほど抜きん出ることが難しいため、アリやフォアマン、タイソンですら何度もの敗北を経験している。ジム・ジェフリーズは強豪揃いのヘビー級で本当に敵がいなくなって引退した第一号である(といっても後に続いたのはロッキー・マルシアノ一人だけだが)。もし、再起後惨敗しなければ、今日でも歴代屈指のヘビー級として讃えられていたはずだが、全盛期の強さだけ見れば、それまでのヘビー級史上最強だった。