あらすじ

いつから司書室は恋愛相談所になったんだっけ、と燈は思った。 図書カウンセリングなるものを始めてから数年経つが、そもそものコンセプトは、本離れが叫ばれる昨今、少年たちへの情操教育の一環で、「読むべき本の相談受け付けます」だった。それが、いつからか悩み相談が増え、悩みの特効薬になる本を処方するようになり、気づけば、訪れる生徒の多くが恋愛相談をしていくのである。 ……職場で、ただ一人の年の近い女性で、おかげで親近感があって、立場も経験も似ている、うつくしい人。色々と相談を受けて、話をして涙を見て、そのうち、この人に惹かれてしまったって、別にいいじゃない。例え想いを隠さなきゃならなくったって。

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カクヨム
カクヨム2025/12/24
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