あらすじ
部活帰りに謎の“黒い穴”へと落ち、高校生・星宮蓮は世界ごと見失った。
目を覚ました先は、魔物が跋扈し、魔術が当たり前に使われる異世界レグナリア――
そして、王立魔法学園アストレギアだった。
「特別な編入生」として迎えられた蓮は、
騎士志望の班長ノア、家の“役目”を背負う優等生エヴリン、
魔術研究者志望のクララ、町医者の息子のテオ、寡黙なカイルたちと共に、
座学と実技に追われる学園生活を送ることになる。
……とはいえ、元・日本の高校生である蓮は、
魔術もまともに扱えず、訓練用ゴーレム一体にすら苦戦する落ちこぼれ。
それでも「いつか、この輪の中で肩を並べて戦いたい」と願ったとき、
彼の右手に、一瞬だけ“黒い竜の爪”のような感覚が走る。
黒龍を討った七人の英雄と、その末裔である貴族たち。
歴史の授業で語られる「竜滅」の神話。
そして今もなお、世界のどこかで燻り続ける災厄〈竜禍〉――。
この世界の歴史は、本当に「龍が滅んだ物語」なのか。
自分の中で目を覚ましかけている“何か”は、一体どこから来たのか。
異世界の王立魔法学園を舞台に、
平凡だった少年が仲間たちと共に成長し、
やがて〈龍〉と〈竜禍〉にまつわる世界の真相へと近づいていく
異世界学園ファンタジー。