あらすじ

境界王として戴冠したクララ。 王都には一時の平穏が訪れ、緑契門は再び封印された―― はずだった。 だが、門の構造を調査する中で明らかになる **「往復に制限のある門」**という異常な性質。 それは、この世界がすでに 何者かによって管理されていることを意味していた。 一方、異世界に残ることを選んだ達也(大輔)は、 戦士としてではなく、 門と契約の“歪み”そのものと向き合う役目を担い始める。 やがて浮かび上がる 闇契の主の存在。 緑契と対をなすその契約は、 王国の歴史から意図的に消されていた。 ――門は、世界を守る装置なのか。 ――それとも、支配のための枷なのか。 王として決断を迫られるクララ、 門を越え続ける戦士・達也、 そして静かに動き出す闇。 これは「救国の物語」の続きではない。 世界の仕組みそのものに、王が踏み込む物語である。

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