あらすじ
火星・オリンポス山の裾野に広がるドームシティ。
豊かな緑と透明度の高い人工湖のほとりに、彼らは住んでいた。
おとぎ話に出てくるような、白いログハウス。
六歳のミルクティは優しい両親とめぐまれた生活をしていたが、太陽系行政をめぐる対立戦争に巻き込まれてしまう。家は没収され、両親は無差別攻撃の犠牲となった。ひとり残されたミルクティは、荒廃した原野を彷徨う。幼い少女の唯一のともだちはジャンボリス。ふさふさの毛と襟巻のような尻尾をもった、高知能ペットだけだった。
彼女の周囲は恐ろしい敵ばかり。
砂漠に生息する人食いサソリ、人間を乾燥させてその粉末を食らう魔族、孤児を辺境星域売り飛ばす商人。
当然、ミルクティにも、おぞましい手が伸びてくる・・・
(イラスト作画はyori様)