あらすじ

魔王討伐の最終局面。 三魔将の領地を越え、勇者カインと仲間たちは魔王城へと向かっていた。 剣に特化した戦士、殲滅を担う魔法使い、命を繋ぐ僧侶、影を歩く盗賊。 それぞれが己の役割を極める中、勇者カインは剣も魔法も回復も、すべてを平均以上にこなす万能型だった。 だが彼は思う。 自分は、このパーティで最も代わりの利く存在ではないかと。 一方で仲間たちは、誰にも言えない感情を抱いていた。 特化するがゆえに脆い自分たちと違い、あらゆる状況に対応できる勇者を、羨ましく、頼もしく思っていたのだ。 すれ違う認識のまま、パーティは魔王の待つ場所へ踏み込む。 そこで彼らを待ち受けるものが、戦いだけだとは限らなかった。

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小説を読もう2025/12/24
  • 現在の作品パーティメンバーが勇者の俺より強い気がする