あらすじ
「イザベル・ド・レセップス! お前との婚約を破棄する!」
非の打ち所がない、天使のような公爵令嬢、エヴリーヌ・マレシャル。
彼女は自身が通う王立学園で、友人のイザベルが詰られる現場に居合わせる。
婚約者に捨てられ、冤罪を擦り付けられ、味方すら現れない状況に絶望するイザベル。
そんな彼女を救うべく、エヴリーヌは騒ぎの渦中へと飛び出した。
人々は知らない。
いつでも天使のような美しい微笑を浮かべ、怒りを知らないようなエヴリーヌという少女の本質を。
今も尚、いつものように微笑んでいる彼女の心が――怒りに燃えているという事を。