あらすじ

高校卒業の日、満開の桜の下で交わした、半分冗談みたいな約束。 「三十歳までお互い独身だったら、またここで会おう」 それから十二年。 仕事に疲れ、恋愛にも縁がなく、気づけば三十歳。 “ただのひと”になっていた只野陽斗(ただの はると)は、その約束だけを胸に、地元へ戻ってくる。 だが、待ち合わせ場所だった桜の木は――ない。 代わりに立っていたのは、桜色に光るネオンと、なぜかガールズバー。 自棄になって入った店で、陽斗は思いもよらない出会いを果たす。 派手で距離感が近くて、やたら話しやすいギャル店員“サクラ”。 彼女に振り回され、笑わされ、いつの間にか心の奥まで見抜かれていく陽斗。 これは、桜が散ったあとに始まる、少し遅めの再会ラブコメ。 約束は、本当に守られるのか。 そして―― 人生に行き詰まった三十歳の“ただの男”は、ここから何を掴むのか。 笑って、ちょっと切なくて、でも最後には前を向ける。 桜色ネオンの下で始まる、大人になりきれなかった二人の物語。

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カクヨム
カクヨム2025/12/23
  • 現在の作品卒業日に「また会おう」と約束した桜の木が、12年後ガールズバーになっていたんだが