あらすじ

派遣の施工管理・山本一樹(30)は、夢も目標もない。日々を「妥当」でやり過ごし、いつ死んでもいい――そう思える程度には、自分の人生に興味がない。 そんな山本の隣にいるのが、ITエンジニア・七海ましろ(29)。 大学時代にマッチングアプリで出会って以来、七海はいつも上昇志向で、独立して会社を作る夢を語り続けてきた。周りからは“ポジティブで仕事ができる人”に見られ、期待も責任も背負って走り続ける。 山本は知っている。 七海の明るさは、嘘でも前を向くための必死の癖で――止まれば呼吸ができなくなる人間だということを。 「無理しないでね」 「今しか無理できないんだよ。」 守りたい。けれど、支える自信がない。 眩しすぎる彼女の隣にいるほど、自分が空っぽだと突きつけられて、別れを切り出すタイミングを半年も探してしまう。 現場で出会った“眩しい後輩”をきっかけに、無気力な男は初めて、自分の人生に手を伸ばす。 これは、玉の輿に乗ったはずの派遣施工管理が、眩しすぎる彼女と一緒に生きるために、少しずつ「逃げ方」を変えていく物語。 【毎日更新予定(遅れる日は翌日まとめて)】 【23:30頃に更新予定】

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小説を読もう2025/12/23
  • 現在の作品玉の輿に乗った派遣施工管理と、眩しすぎる彼女