あらすじ

「また――会えるよね!」 命を救われた恩師との別れ際、私はそう叫んだ。 私は五歳で故郷が滅び全てを失った。 その時の事は殆ど覚えていない。 ただ、ロードリックに手を差し伸べられた――それだけは覚えている。 私は歴史学者ロードリックと共に一年旅をした。 その道中に何度も聞かせてとせがんだ神話《神々の聖戦》は大のお気に入り。 ロードリックと別れて十年。 修道院へ置かれた私は修道女となり、敬虔なルクナ教の信者となった。 魔法の才能に恵まれ希少な光魔法を覚えたが、それでもかつてロードリックにお話してもらった神話を聖典でなぞる日々。 時が経つ度に、もう一度ロードリックに会いたいという想いが日に日に増していく。 そして未だに思い出す『歴史とは――時の権力者が作り出すものである』というロードリックの言葉。 そこで私は再びロードリックと会うため、彼と同じ歴史を追う旅に出る。 その先に有る、失われた歴史の真実とロードリックを求めて……。

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カクヨム
カクヨム2025/12/23
  • 現在の作品かつて世界を救った英雄は、いつの間にか女神にされてやさぐれてました ~世間知らずの修道女が、物理で殴る最強魔術師と共に偽りの神話を暴く~