あらすじ

ある男がいた。 その男は日本人でサラリーマンをしている、容姿も性格も平凡。 毎日仕事上がり、家で一本の缶ビールを開けることを楽しみにしている、どこにでも居そうな男。 だが、その男には奇妙な出来事があった。 必ず土曜日は出掛けて家にいないこと。 それだけであれば、特に奇妙とは言えないだろう。 だが、いない…というのは、家だけではなく、この世界にだった。 男が住む家の一番奥。 そこには不思議な扉がある。 土曜日以外にその場所に行こうとすると、必ず辿り着かない。 そして、土曜日にたどり着いたその扉は、毎回意匠が違う。 押す時も引く時も、横にスライドさせる時もある。 ドアノブがついていない時すらあった。 その扉は何処に繫がっているのか不明だった。 取り敢えず、隣の家や外庭ではない。 必ず異世界のどこかに繫がっていた。 一度開けたら、閉めるまで繫がっている。 逆に閉めてしまったら、その扉は消え、次の土曜日まで開くこと…そして、その扉の場所にさえたどり着くことさえ出来ない。 そんな不思議で得体の知れない扉に毎週必ず訪れ、入っていく。 それがこの物語。 今日はどんな世界が広がっていることだろうか。

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小説を読もう2025/12/23
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